漢字一覧（14画）

【由来】漢字「聞」は、形声文字であり、意味を表す「耳」と音を表す「門」から成り立っています。
原義は「きく」こと、特に「耳を傾けてきく」ことを意味します。
時代が下るにつれて、噂や評判、においをかぐといった意味も派生しました。
【参考】部首は（もんがまえではなく）「耳」 🔼

【由来】漢字「読」は、形声文字で、「言」と音符「𧶠（トク）」から成り立っています。
もともと「書物から意味を引き出す、ひいて、声に出して読む」という意味を表し、教育漢字では省略形が用いられています。 🔼

【由来】「歌」は、意味を表す部分「口」と、音を表す部分「哥」を組み合わせた形声文字です。 🔼

【由来】語は「言葉」を意味する象形文字で、口から出る言葉を表す「言」に、音を表す「吾」を組み合わせて作られました。
現代では言葉を表す他、文学、語学、外国語などの意味でも使用される。 🔼

【由来】「算」は、「竹」部に「目」がある象形文字で、竹の節（目）を数える様子を表しています。
現代では「数を計算する」という意味で使われており、「計算」や「算数」といった言葉にも使われています。 🔼

【由来】漢字「鳴」は、会意文字で、鳥が口で鳴く様子を表しています。
部首は「鳥」で、「口」を組み合わせて、鳥が口で鳴く様子を表現しています。 🔼

【由来】漢字「銀」は、形声文字で、金（かね、金属）を意味する部分と、音符の艮（コン、ギン）から成り立っています。
「銀」は、もともと「しろがね」を意味し、白い金属である銀を表します。 🔼

【由来】漢字「緑」は、糸へんに「彔」を組み合わせた形声文字です。
糸は布や繊維を、彔は木の皮を剥いだ様子を表し、そこから「若竹のような色」を意味する「緑」という言葉が生まれたとされています。 🔼

【由来】漢字「練」の字源は、糸偏に柬（カン）です。
糸を煮て柔らかくし、光沢を出す「ねりぎぬ」から転じて「ねる」という意味を表します。
さらに転じて「鍛える」「訓練する」という意味で使われるようになりました。 🔼

【由来】漢字「様」は、形声文字で、木偏に音符の「羕（よう）」を組み合わせたものです。
「様」は、もともと橡（つるばみ）の異体字で、橡の木を表していました。
それが転じて、形、様子、状態といった意味で用いられるようになりました。
また、「さま」は指示語の「さ」と接尾語「ま」が複合した言葉で、漠然と相手の方向を示す意味合いで使われます。 🔼

【由来】漢字「駅」の字源は、もともと「驛」という字で、馬へんと睪（タク）から成り立っています。
これは、馬を準備しておく宿場、つまり「駅家（うまや）」を表していました。
後に、この「驛」が簡略化され、現在の「駅」という字になりました。 🔼

【参考】人間は、はなから形ができるという言い伝えから。
【由来】鼻の形を象った象形文字です。鼻の穴と、そこから出る息を表現しているという説もあります。 🔼

【由来】漢字「静」は、「靑」と「爭」から成り立っています。
「靑」は澄み切った様子を表し、「爭」は争いを意味します。
この二つが組み合わさることで、争いが収まり、澄み切った状態、つまり「静か」という意味を表すようになったと言われています。 🔼

【由来】漢字「関」は、門を閉ざすための「閂（かんぬき）」を表す象形文字と、音符「𢇇」（クワン）から成り立っています。
門を閉ざす、つまり「閉じる」という意味から、転じて「関所」や「関係」などの意味を表すようになりました。 🔼

【由来】漢字「管」は、「竹」を意味する部首と、「官」を音符として構成される形声文字です。
意味は「ふえ」や「くだ」で、竹で作られた中空の筒を指します。 🔼

【由来】漢字「徳」は、「彳（ぎょうにんべん）」と「悳（とく）」から成り立ちます。
「彳」は「行く」という意味で、「悳」は「まっすぐな心」を表します。
合わせると、「正しい心で進む」という意味になり、そこから「徳」という漢字が生まれました。 🔼

【由来】漢字「旗」は、象形文字である「㫃」（旗の形）と音符の「其」が組み合わさって、「はた」を意味する「旗」という漢字が成り立ちました。 🔼

【由来】漢字「熊」は、クマを意味する「能」と、火を表す「灬（れんが）」から成り立つ形声文字です。
能はクマの象形であり、灬は熊の燃えるような力強さや勇ましさを表すとされています。
【参考】「能」という字は、元々クマを意味する字であったが、後に「力がある」「上手」という意味も持つようになったため、クマを表す別の字として「熊」が使われるようになったと考えられています. 🔼

【参考】「リョウ」は、「猟」に合わせてできた。
【由来】漢字「漁」は、水中で魚を捕ることを意味する会意形声文字です。
部首の「氵」（さんずい）は水を表し、「魚」は魚を表します。
音符として「魚」の字が使われており、水中で魚を捕る行為を表しています。 🔼

【由来】「察」は、「宀（うかんむり）」と「祭」から成り立つ形声文字です。
「宀」は建物の屋根を表し、「祭」は神を祀る儀式を意味します。
この二つを組み合わせることで、建物の中で行われる祭りで、神様の考えを推し量る、つまり「明らかにする」「よく調べる」という意味を表すようになりました。 🔼

【参考】「ネタ」という言葉の語源は、元々は「種（たね）」の倒語（逆さ言葉）で、江戸時代に的屋（屋台）が商品のことを「ネタ」と呼んだことに由来します。
当時は生活の糧となるもの（つまり商品）を「種」と呼んでいましたが、これが倒語である「ネタ」と呼ばれるようになったのです。
【由来】「種」という漢字は、意味を表す「禾（のぎへん）」と音を表す「重」が組み合わさってできた形声文字です。
禾は稲を表し、転じて「たね」や「たねをまく」という意味で使われるようになりました。 🔼

【参考】喜ぶの意味での類語は「悦」
【由来】漢字「説」は、形声文字であり、「言」を意味を表す部分（意符）と、「兌」を音を表す部分（音符）から構成されています。
意味は「解き明かす、説明する」など、言葉に関する意味を表します。 🔼