漢字一覧（6画）

「羽」とは、はねやつばさのことを指します。「羽毛、羽化、翼羽」といった言葉に使われます。また、鳥などを数える際にも使われます。さらに、「出羽(でわ)の国」の略称としても使われ、「羽州、羽前」と表記されます。 🔼

・いろ。いろどり。「色彩、染色」
・表情。顔かたち。「顔色、才色」
・おもむき。ようす。「異色、特色」
・男女間の欲情。「色情、好色」
・仏教で、形あるすべてのもの。「色界」 🔼

・穏やかで安心感がある。「安住、安泰、安堵(アンド)」
・価格が手頃である。「安価」
・簡単である。「安易、安直」
・楽しんで甘んじること。「安逸」
・置く。安全に保管する。「安置」
・いったいどうして。疑問や反語を表す助詞。 🔼

・ふたつで一組になっているものや対のものを指す。「両性、両極」
・車を数える単位。「車両」
・江戸時代の貨幣の単位で、一分の四倍。 🔼

・ち。ちしお。「血液、出血」
・ちのつながり。ちを分けた間がら。ちすじ。「血族、血統」
・ちが出るほどはげしいさま。「血戦、血路」
・いきいきとさかんなさま。「血気、熱血」 🔼

・完全に。すべて。すっかり。「全面、全体」
・欠点がない。揃っている。「全能、完全」
・まともにする。 🔼

・ひつじ。ウシ科の哺乳(ホニュウ)動物。家畜の一種。
・例：「綿羊、羊毛」 🔼

・曲がる。曲げる。折れ曲がる。
・よこしま。正しくない。
・くねくねしたところ。
・細かい。詳しい。詳細に。
・変化に富んだ面白さ。
・音楽の基本形。また、作品。 🔼

「有」とは、あることや存在することを表します。「有益」「有事」といった形で使われます。また、持っていたり備えていたりすることを示す場合もあり、「国有」「所有」というように使われます。さらに、「十有余年」というように、さらにという意味で使われることもあります。 🔼

・続く。連続して続くこと。次に来ること。二番目の位置にあること。「次官、次点」
・順序。段階や等級。順番。「次第、席次」
・順番に並べること。整理して配置すること。「編次」
・回数や度数を表す言葉。「今次、年次」
・泊まる。宿泊する。宿に泊まる。「歳次、途次」 🔼

・特定の手順で行われる儀式や典礼。
・決まりややり方。規定された形式。
・手本として参考にすること。
・発言の補助語。
・数字や記号で表現された計算の手順や方法。 🔼

・死とは、命が尽きることを指す言葉です。
・活動が停止し、役に立たなくなることも「死」と表現されます。
・命をかけて、必死に守ることを「死守」と言います。
・生命に危険が及ぶ状況を「死線」や「死地」と表現します。 🔼

・向学、向上、出向といった意味で使われる「むく」「むかう」「むきあう」「むかって行く」。
・意向、傾向、趣向などの意味で使われる「むき」。
・さきに、以前を表す「向来」。 🔼

・つらねる。つらなる。ならびつらねる。「列記、列挙、陳列」
・ならび。ならんだ形。れつ。「行列、歯列、隊列」
・ならんでいるものに加わる。参加する。「列席、参列」
・順序。段階。「序列」
・多くの。「列強、列国」 🔼

「守」とは、大切に保護することや用心することを意味します。「守備」「厳守」「死守」などの言葉に使われます。
また、「守」は、役人や長官、地方官などを指す言葉としても使われます。「郡守」「太守」などがその例です。 🔼

・「州」とは、川の中にできた島のことを指す言葉で、「砂州」という例がある。
・「州」とは、日本の昔の行政区画の名前であり、「奥州(オウシュウ)」や「信州」がある。
・「州」とは、中国や連邦制国家の行政区画の一つを指し、「州都」や「徐州」がある。
・「州」とは、大陸を指すこともあり、「欧州」や「五大州」がある。 🔼

「成」とは、以下の意味を持ちます。
・なる。できあがる。「成立、完成、落成」
・なす。なしとげる。「成就、成功、達成」
・そだつ。そだてあげる。「成長、育成、養成」 🔼

灯とは、明かりや灯りのことを指します。「灯下、灯明」とも言います。 🔼

・きざす。きざし。まえぶれ。「兆候、前兆、予兆」
・うらない。うらなう。「占兆」
・数の名。一億の一万倍。
・数の多いこと。「兆民」
・きざしや前触れを示す言葉。「兆候、前兆、予兆」
・占いをすること。「占兆」
・一億の一万倍の数。
・非常に多い数。「兆民」 🔼

「好」とは、このむことや愛することを表します。「好学」や「愛好」のように使われます。
また、「よい」や「このましい」という意味もあり、「好調」や「良好」という言葉で使われます。
さらに、「したしい」という意味もあり、よしみや親しみを表す言葉として「好誼(コウギ)」や「友好」などに使われます。 🔼

・「印」とは、はんこのことを指します。「印影、印章、印鑑」
・しるしを意味することもあります。「印象」
・版を使って印刷することを指すこともあります。「印刷、印本」
・指でさまざまな形を作り、悟りの内容を表現することを指すこともあります。「印契(インゲイ)、印呪(インジュ)」
・「印度」の略語としても使われます。「中印」 🔼

・老とは、お年を召されることや年を取ることを指します。また、年を取った方のことも指します。「老化、敬老」
・年を重ねて徳の高い方を指します。「老公、長老」
・経験を積んで、熟練したことを表します。「老成、老練」
・中国の思想家である老子を指します。 🔼

・一緒に。共栄、共通。
・「共産主義、共産党」の略。防共、反共。
・複数を表す接尾語。私共。 🔼

・争う。対立する。争いをする。「争議、戦争」
・諍(ソウ)。諍いをする。「争臣、争友」
・いかでか。どうして。反語を示す助字。 🔼

・おのおの。めいめい。それぞれ。「各位、各論」 🔼

・伝は、つたえることやつたわることを表します。「伝言、伝授、伝統」
・広めることも意味し、「伝道、伝播(デンパ)、喧伝(ケンデン)」とも使われます。
・言い伝えたり、一代記、物語を指すこともあります。「伝記、自伝、列伝」
・馬を継ぐ場所や宿場を指すこともあります。「伝舎、駅伝」
・また、つてや手づて、口伝なども意味します。 🔼

・衣とは、ころもやきぬなど、身にまとうもの全般を指します。
・特に上半身にまとう服を指すこともあります。
・衣を着るときは、「衣錦(イキン)」や「衣帯」、「衣帛(イハク)」などといった言葉が使われます。
・衣は、身につけることやおおうことを表す言葉でもあります。 🔼

・人と人との間を取り持つこと。調停や仲裁をすること。「仲介、仲裁」
・兄弟の中で、上から2番目に位置すること。「仲兄、伯仲」
・四季のそれぞれの中ごろ。真ん中。「仲秋、仲春」 🔼

・「仮」とは、かり、かりの、かりにという意味です。例：仮装、仮定、仮病(ケビョウ)。
・「仮る」は、かりる、かす、かしあたえるという意味です。例：仮借。 🔼

・もと。事の起こりや由来。「因子、原因」
・よる。たよる。もとのままに従う。「因習、因襲」
・ちなむ。由来する。
・よすが。わけや理由。
・「因幡(いなば)の国」の略。「因州」 🔼