漢字一覧（2画）

【参考】リキ(呉音)とリョク(漢音)について
例えば「強力」と書けば「きょうりょく」と読みますが、「強力粉」と書くと「きょうりきこ」と読みます。
・力(りき：呉音) → 5～6世紀頃に中国の呉(揚子江下流の地域)から伝わった漢字の読み方で「呉音(ごおん)」と言います。
・力(りょく：漢音) → 7～8世紀頃に遣隋使や遣唐使により中国から伝わった漢字の読み方で「漢音(かんおん)」と言います。
歴史的に見れば漢音の「力(りょく)」が主流ですが、なぜ呉音の「力(りき)」が残って使われているのかは不明です。(おそらく習慣的な理由と思います)
ちなみに「強力粉」は、強力小麦粉とも呼ばれ、ピザ🍕や餃子の皮🥟を作る時に使う小麦粉の一種です。

【難読】加特力(カトリック) 🔼

「九死一生」という四字熟語は、「九」(あまた・多く)の「死」にそうな状況で、たった「一」つの「生」を拾う、という意味。
他に「九」を「あまた」と解する四字熟語は「三拝九拝」がある。 🔼

「常用漢字表」（平成二二年）では、「ジュッ」とも読む（「十回」など）。 🔼

【参考】染物業では、染め物を染料に浸す回数を数える単位として『入（しお）』が使われていました。
染め物は染料に浸す度に色が濃くなることから、最初の状態よりも程度が増すことを表す意味になったのです。
これが「一入（ひとしお）」と読む由来となりました。 🔼

【由来】漢字の「八」が片仮名の「ハ」になりました。
【参考】漢字の「八」は、事物を左右に二つに分けたことを示す指事文字と解されます。
「ハチ」という字音も、「別」（ベツ）や「半」（ハン）「班」（ハン）と同じ系統の語と考えられている。 🔼

【由来】カタカナの「ニ」は、漢字の「二」をそのまま用いたものです。
【参考】「二」を「ジ」とよむのは、人名の「二郎」などがあるが、いずれも特殊な語や固有名詞の読み方であり、常用漢字の音として取り上げられていない。（二男 → 次男） 🔼

【由来】「刀」という漢字は、片側に刃がついた武器である「片刃」を意味する「かたな」からきています。
漢字の形は、刃物の形を模した象形文字です。 🔼

【由来】漢字「丁」の字源は、もともと「釘」の原字であり、釘の頭の形を象形したものです。
その後、十干の第四位を表す「ひのと」や、人の形、特に働き盛りの男、下部などを意味するようになりました。
また、豆腐や料理を数える単位や、町を区分する単位としても使われます。 🔼

【由来】漢字「又」は、右手を広げた形を象った象形文字で、もともとは「右」の意味を表していました。
その後、右手の意味は「右」という字に譲り、「又」は「また」や「ふたたび」といった副詞的な意味で使われるようになりました。 🔼

「乃」の一画目が片仮名の「ノ」に、草書体が平仮名の「の」になった。 🔼

【由来】「卜」は、漢字で「うらない」や「うらなう」という意味を表します。
象形文字で、元々は亀の甲羅や獣の骨を焼いた時にできるひび割れの形を模したものです。
このひび割れ模様から、古代の人々は神意を読み解き、吉凶を占っていたとされています。 🔼

箱の形を描いた字。 🔼

【由来】漢字「匕」は、象形文字で、さじ（匙）の形を模したものです。 🔼

【由来】漢字「乂」は、草を刈る道具である鎌（カマ）を象った象形文字です。
もともとは「𬔖」という字形で、草を刈る様子を表していました。
その後、筆画が簡略化され、「乂」という形になりました。 🔼

【難読】厶る(ござる) 🔼

【由来】象形文字で、紐（ひも）や蔓（つる）などがもつれた形にかたどる。 🔼