漢字一覧（部首：門）

・門とは、建物の出入り口のことであり、「門戸、校門」とも呼ばれます。
・物事が出入りする場所を指す言葉であり、「門歯、関門」などがあります。
・家や家系のことを指して使われることもあり、「門閥、名門」という表現があります。
・同じ師匠から教えを受けた仲間を指す言葉で、「門人、門跡」という言葉もあります。
・物事を分類する際の大まかな区分や分野のことを指し、「専門、部門」といった表現があります。
・生物学の分類上の単位を指す場合もあります。
・大砲の数を数える際にも用いられる言葉です。 🔼

「間」とは、以下のような意味があります：
・物と物との隙間。例：「間隔、間隙(カンゲキ)、瞬間」
・隙を窺う。うかがう。例：「間者、間諜(カンチョウ)」
・ひそかに。こっそりと。例：「間行」
・ひま。ゆとり。のどか。静か。例：「間雲、間暇、間居」
・部屋。また、部屋を数える語。例：「居間」
「ケン」は、長さの単位で、一間は六尺（約一・八メートル）を表します。例：「間竿(ケンざお)」 🔼

・「開」とは、ひらくことやあくことを表します。「開花、開口、展開」のように使われます。
・また、始まることやはじめることも意味します。「開会、開業、開始」などが代表的です。
・さらに、土地をきりひらいたり、文化を高めることも指します。「開運、開花、開発」などがこれに当たります。 🔼

・関所（せきしょ）：出入り口を意味する言葉。例：関門、関税、難関
・つなぎめ：物と物をつなぎ止める仕掛けや仕組み。からくり。例：関節、機関
・かかわる：関わる。あずかる。例：関係、関与、連関
・かんぬき：かんぬきをかけて閉ざす。関鍵（カンケン）、門関
・せき：相撲取りの名前の前に付ける敬称 🔼

・閉は、とじることやとざすこと、しめることを表します。「閉鎖、閉門」
・おえることやおわることを意味します。「閉会、閉館」
・とじこもることやとじこめることを示します。「閉居、閉塞(ヘイソク)」 🔼

「閣」とは、二階建ての家やかけはし、物をのせる台を指します。また、「内閣」の略語としても使われ、例えば「金閣、仏閣、楼閣」や「閣道」、「閣議、閣僚、組閣」などがあります。 🔼

・戦う。争う。「闘志、闘争」
・戦わせる。「闘犬、闘牛」 🔼

・調べる。数える。見る。「閲覧、校閲、査閲」
・経る。過ごす。経過する。「閲歴」
・家系。家柄。「閥閲」 🔼

・ひま。いとま。「閑職、閑人、小閑」
・のどか。しずか。「閑散、閑静、森閑」
・なおざり。おろそか。「閑却、等閑」
・ならう。なれる。 🔼

・同じ出身や利害を持つ人々のつながりを指す言葉。「学閥、派閥」
・家柄や家系。「門閥」
・実績や業績。「功閥」 🔼

・暗い。光が薄い。「闇然、闇夜」
・暗闇。くらがり。
・秘密裏に。こっそりと。
・分別がない。愚か。「闇愚、闇主」 🔼

閃とは、ひらめくことを意味します。ぴかりと光ることを表す漢字で、「閃光、閃閃」とも表記されます。 🔼

閏（うるう）。暦と季節のずれを調節するために、一日または一月増やす暦法。閏月や閏年として知られる。 🔼

・くぐりどは、大きな門のそばにある小さな門のことです。
・「へや」は、「ねや」とも読みます。「閨閤(ケイコウ)」という言葉もあります。
・「宮殿」は、「ごてん」や「たかどの」とも呼ばれ、役所のことを指す場合もあります。例：太閤 🔼

かんぬきとは、門や戸を閉める際に使う横木のことを指します。 🔼

閉じる。止まる。妨げる。詰まる。「後ろが閉じる」 🔼

・かわいそうに思う。悲しむ。また、気の毒に思う。
・努力する。頑張る。
例：慈しみ、憐れむ、哀れむ 🔼

閘（かん）【閘門】
・水門。水を通したりせき止めたりする門。
・門を開閉する。通すことや遮ること。 🔼

・こもん。宮中にある小さな門。
・ねや。女性の寝室。また、夫婦の寝室。「閨閤(ケイコウ)、閨房」
・女性。「閨秀」 🔼

・鬨(コウ)：とき。ときの声。村里のみち。ちまた。 🔼

村の門。村や町のこと。町並み。例：村里。 🔼

・ふさぐ。ふさがる。さえぎる。
・「閼氏(エンシ)・(アツシ)」は漢代の匈奴(キョウド)の皇后の称号。 🔼

門番やしもべ、めしつかい。宮刑を受けて後宮に仕える者を指す言葉。宦官（カンガン）とも呼ばれる。「閹尹（エンイン）、閹官、閹奴」。こびへつらうことを表す「閹然」。 🔼

村里の門。
つややかで、みめうるわしい。艶(エン)
梵語(ボンゴ)の音訳に用いられる。「閻魔」 🔼

・閾（しきい）とは、出入り口の境界に設けられた横木のことです。
・閾を示す漢字は「門閾」です。
・閾の意味は「しきい」とも読み、「かぎる」や「くぎる」とも表現されます。
・例：識閾、閾下 🔼

・うてなとは、城門の物見台のことです。
・まちとは、城の外郭の内側にある町のことです。
・梵語（ボンゴ）の音訳には、「阿闍梨（アジャリ）」と使われます。 🔼

・さえぎる。ふさぐ。扞(カン)
・てすり。「闌干」
・たける。たけなわ。さかり。また、半ばすぎ。おそい。「闌夕」 🔼

・静かで、人がほとんどいない状態。静寂で静かな様子。「闃寂、闃然」 🔼

・広い。面積が広い。心が広い。「闊然、闊達」
・遠い。周囲が遠い。「迂闊(ウカツ)、疎闊、離闊」 🔼

急に入り込むことを指す「闖入」は、うかがうことや狙うことを意味します。 🔼