漢字一覧（部首：尸）

・「局」とは、組織や職務の区分を指す言葉であり、「局員」や「当局」などが該当します。
・また、限られた部分や区切りを示す場合にも使われ、「局所」や「局地」がそれに当たります。
・囲碁や将棋などの勝負を意味する場合もあり、さらに転じて物事の進展や状況を表すこともあります。「局面」や「政局」などがその例です。
・最後に、つぼねを指すこともあり、部屋持ちの女官を指すことがあります。 🔼

「屋」とは、住居や建物を指す言葉です。「屋舎、家屋、社屋」といった意味があります。また、屋根を意味することもあり、「屋上、屋溜(オクリュウ)」という使い方もあります。さらに、職業や商店の名前に付けるときにも使われ、「屋号」という言葉があります。 🔼

・存在する。いる。座る。「起居」
・住む。また、住む場所。「居宅、居留、住居」
・いること。そのまま。「居然」 🔼

・つく。つきしたがう。
・つける。たのむ。まかせる。
・つらねる。つらなる。
・なかま。たぐい。やから。同類。
・したやく。部下。
・生物の分類上の単位。「科」の下、「種」の上。
・さかん。律令制度で、四番目の地位。 🔼

尺とは、尺貫法の長さの単位で、寸の10倍に相当します。日本では約30.3センチメートル（鯨尺では約37.9センチメートル）です。尺八のように使われます。
さしやものさし、長さを表す言葉としても使われます。たけのことを指すこともあり、「尺度」や「曲尺」といった言葉に使われます。
わずかな量や少しのことを表す際にも使われます。「尺寸」や「尺地」といった表現に見られます。
手紙や書類を指す際にも使われます。「尺簡」や「尺書」といった言葉に使われます。 🔼

届く。届ける。届ける。「忘れ物が届いている」 🔼

「展」とは、次のような意味を持ちます。
・のべる。ならべる。ひろげる。つらねる。例：展示、展覧
・のびる。ひろがる。例：展開、進展
・ながめる。広く見る。例：展望
・「展覧会」の略。個展 🔼

・重なり合うこと。重なり合ったものの数。「層雲、地層、電離層」
・高い建物が重なってできた構造。「層閣、高層」
・階級や社会の階層。「階層、選手層」 🔼

尽（つくす）。全力を尽くす。「尽瘁（ジンスイ）、尽力」
尽（つきる）。なくなる。「蕩尽（トウジン）、無尽蔵」
尽く（ことごとく）。すっかり。「一網打尽」
尽く（つごもり）。月の終わり。「尽日、大尽」 🔼

・しっぽ。動物の後ろにあるもの。「牛尾、尾骨」
・後ろ。末尾。「船尾、尾行」
・動物の雄と雌が交尾すること。つがいになること。
・魚を数える単位。
・「尾張(おわり)の国」の略称。「尾州」 🔼

・かがむ。かがめる。ちぢむ。おれまがる。「屈曲、屈折」
・くじける。負けてしたがう。「屈辱、屈服」
・ゆきづまる。きわまる。「窮屈」
・つよい。「屈強」倔(クツ) 🔼

尿。小便。排尿。尿意。 🔼

・女性の出家した僧を指す言葉で、略して「比丘尼(ビクニ)」とも言います。
・尼寺や尼僧などで活動することがあります。 🔼

・くつ。はきもの。
・はきものをはくこと。
・実行すること。行うこと。
・例：草履、弊履
・例：履行、履歴 🔼

尻。また、後ろの方。終わり。例：坐尻（コウザ）。 🔼

しかばね。かばね。なきがら。死体。「屍諫(シカン)、死屍」 尸(シ) 🔼

・屑（くず）とは、きれいさっぱりしたことや、役に立たないものを指します。「屑雨」
・不屑（ふべつ）とは、いさぎよい様子や、快く思うことを表します。 🔼

屢（しばしば。たびたび。） 🔼

・死体。しかばね。かばね。死骸(シガイ)。「尸解、尸諫(シカン)」 屍(シ)
・祖先をまつるとき、その霊の代わりになる人や物。かたしろ（形代）
・おこたる。尸位
・つかさどる。尸政 🔼

・収める。ただす。
・おさ。長官。「令尹」
・いん。律令制において、弾正台の長官。 🔼

・おなら。「放屁」 🔼

「屎」とは、くそやふん、大便のことを指します。「屎尿」という言葉に含まれています。 🔼

・へい。かき。かきね。
・ついたて。「屛風(ビョウブ)」
・しりぞく。しりぞける。「屛居」
・おおう。かくす。「屛息」蔽(ヘイ) 🔼

・ほふる。家畜を殺す。「屠殺、屠所」
・きる。さく。「屠腹」 🔼

よわくて小さいことを表す漢字で、「孱弱」という言葉に使われます。 🔼

力を出して引き立てること。例：贔屭(ヒキ)、(ヒイキ)。 🔼

力を発揮すること。引き立てること。「贔屭(ヒキ)・(ヒイキ)」 🔼