漢字一覧（部首：人）

【由来】漢字「今」の字源は、「呻吟（しんぎん）」の「吟」という言葉を表し、「うめく」という意味でした。
その後、「いま」という意味で仮借されるようになりました。 🔼

【由来】「会」という漢字の語源は、会意文字であり、人が集まる様子を表しています。
「會」という旧字体が簡略化されて「会」となりました。 🔼

【参考】「以」の草書体が平仮名の「い」になった。
【由来】漢字「以」は、もともと「物を手に持つ人」の象形文字で、そこから「用いる」「～をもって」などの意味を持つようになりました。
字源としては、手に道具（耜）を持って仕事をする人の姿を表しているとされています。 🔼

【由来】漢字「令」は、会意文字であり、上半分は「人」と「一」を組み合わせた形、下半分は「ひざまずく人」を意味する「卩」から成り立っています。
全体として、ひざまずいて神や君主の命令を聞く様子を表しています。 🔼

【参考】倉卒(ソウソツ)：慌ただしい事。にわか。 🔼

本来別の意味の二つの字を「余」にまとめた。 🔼

【参考】「介」の草書体が片仮名の「ケ」になった。
【由来】漢字「介」は、「鎧」を身につけた人の形を象った象形文字で、そこから「境目」「間にはさまる」「とりもつ」といった意味が派生しました。
さらに、鎧によって守られている様子から「助ける」という意味も持つようになりました。 🔼

【由来】漢字「俎」の字源は、象形文字で、小さな台の形を表しています。
この台は、神聖な儀式で供物を乗せたり、料理をする際に食材を切り分けるための台として使われました。
【参考】まな板の漢字に「俎（そ）」が改めて当てられたのは、日本に仏教や漢字が伝わった奈良時代以降です。
平安時代に作られた辞書「和名類聚抄」に、「中国の俎は、音はソで、和名は末奈以太（まないた）」と説明があります。 🔼

【由来】漢字「僉」は、「亼（下向きの口）」と「兄｛呪｝」の組み合わせで、人を集める様子を表しています。 🔼